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人を愛するとは何か〜本当の愛し方・愛の意味を知っていますか?〜

〜ライフコーチみゆうのブログ〜

こんにちは!

突然ですが、あなたは人を愛することについてどのような定義を持っていますか?

この前友達と話をしている時に上がった話題で、私なりに色々思い出すきっかけになったのでちょっとシェアしたいと思います。

私は今まで主人を含め4人と付き合ったことがあり、3人目の彼とは約5年同棲しました。

そしてその彼に対しては、

「この人のためだったら死ねる」と思うぐらい好きでした。

その彼と一度、トム・ハンクスの「キャスト・アウェイ」を観たことがあります。

この映画は実話を元にした物で、飛行機の事故で無人島に流された男性が4年間そこでサバイバルするというあらすじです。

その4年間の間、彼はいつ会えるか分からない奥さんと再会することを夢見て何とか無人島から脱出して、最終的に生き延びて奥さんに会うことができるのですが、その時には奥さんはすでに他の人と再婚をしていて家庭を持っているという結末です。

映画を見終わった後に彼は私に、

「もし自分が行方不明になったら、4年間待つ?」

と聞いてきたので、

「うん、待つだろうね」と答えたのを覚えています。

とは言ったものの、彼との関係は正直決して理想的な関係ではありませんでした。

でも今まで誰からも愛を感じたことがなかった私にとって、産まれて初めて私を愛してくれる存在の彼を心から愛していて、この人のためだったら一生待てる、死ぬこともできると思っていました。

でもその3年後、彼は心臓発作で突然亡くなってしまいます。

最初の6ヶ月は、自分の身体の半分を引き裂かれて取られたような感覚が続いて、夜も寝れなくご飯も食べれない状態でした。

でも人間の生きるという力はすごい物で、時間が経つにつれてサバイバルモードに気持ちが切り替わって、仕事や自分の生活を立て直すことに集中できるようになりました。

もちろん悲しい気持ちはいつもあって、その気持ちに押し倒されそうになった時も多々ありますが、とにかく生き続けなくてはという気持ちから出てくるパワーに助けられていたことを覚えています。

それから1年ほどして、私は元々知り合いだった今の主人と友達関係になり、そこから段々ロマンティックな関係になって20年が経ち今に至りますが、たまにふっと思い出すのが、亡くなった彼と交わした4年待てるかどうかという会話です。

「彼は行方不明になったわけではないけど、亡くなった後4年経つ前に誰かと一緒になっちゃったな・・・」

それを思い出す度に私は自分に問いかけます。

「主人のためだったら4年待てるのかな?彼のためだったら死ねるって思うだろうか?」

私の今の答えは…

ハッキリは分からない…です。

昔の自分は、その人のために死ねると思うことがその人をどれだけ愛しているかの証だと思っていました。

でも今は違うんですね。

永遠というのは存在しなくて、人間は常に前に進んでいく物。

たとえ今一緒にこの瞬間を共有をしていても、次の瞬間になくなってしまうこともある。

今私にとって人を愛すると言うことは、その人の存在を当たり前と思わずにその瞬間瞬間を大切にすること。

また、明日死ぬかもしれないと思って毎日を悔いのないように過ごすことだと思っています。

普段からこの考えを意識することで、小さいことでも感謝の気持ちを持って「ありがとう」と言えたり、喧嘩をしてもすぐ仲直りができて、出会って20年経った今でも変わらず主人とうまく行っている秘訣なのかなと思います。

今日は私が思う「人を愛する定義」についてお話ししました。

あなたにとって、人を愛することってどういうことですか?

ぜひ下のコメント欄で教えてください。

また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。

ではまた次のブログでお会いしましょう♪