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なかなかやめられないクセを直す方法

〜ライフコーチみゆうのブログ〜

こんにちは。

先日久しぶりに会った友達と話していた時に友達が、

「もう歳も取ってきたから良い加減にタバコをやめたいけれどなかなかやめられないんだよね~」

と言っていたので、以前私がYouTubeにアップしたタバコをやめるための方法についての動画を教えてあげました。

あいにくこの動画は英語版なので皆さんにはご紹介できませんが、この動画で話している方法は、タバコだけでなく、ジャンクフードの間食やお酒の飲み過ぎ、また衝動的な買い物などのお金の無駄遣いなど、私のプライベートのセッションでもよく相談される、なかなかやめられないクセを直すのにも効果的なので、今回のブログではその日本語版としてお話ししようと思います。

因みにこの方法は、過去14年以上喫煙者だった私も自身で体験した上でご紹介します。

ではまず最初にお話ししたいのは

タバコをやめるには、2つの欲求をなくすことに着目する必要があります。

その2つは何かというと、

一つは身体的な欲求、もう一つはメンタル的な欲求ですが、今回のブログでは、身体的な欲求についてお話ししたいと思います。

タバコの身体的な欲求をなくすためには色々な方法がありますが、過去に喫煙者だった知り合いや友達などの話を聞いて私自身が効果的だという印象を持っているのは、レーザー鍼灸です。

レーザー鍼灸は、脳内にあるエンドルフィンという疼痛遮断作用や多幸感をもたらす物質が放出されるツボを刺激することで、ニコチンの依存をなくす効果があると言われています。

臨床研究では、この方法は94%の成功率という統計が出ているそうです。

私は個人的にこの方法を試したことはありませんが、先ほどもお話しした通り、私の周りではこの方法でタバコをやめられた方が多いので、興味があれば一度調べてみても良いかもしれません。

では次に、私自身も試した、身体的な欲求をなくすためのもう一つの方法についてお話ししたいと思います。

それは何かというと

自己催眠です。

自己催眠と聞くと、とても難しく思われるかもしれませんが、この方法は至って簡単で、ただ自分に、「自分はタバコを吸わないんだ」と信じ込ませるというものです。

この方法は、身体はタバコを特別欲してないけれど、タバコを吸うのが癖になってしまっていることでなかなかやめられないという方に特に効果的だと思います。

これはタバコだけに限らないのですが、あることがクセになってしまうと、ある特定の感情になったり、特定の状況や環境に置かれることで、そのことをしたい衝動に駆られてしまい、無意識のうちにしてしまうということがよくあります。

私の場合は、ご飯を食べた後、車に乗り込んだ時、誰かと電話で話している時など、特定の状況になると自動的にタバコに火をつけてしまうことがクセになってしまっていたため、気づくと火のついたタバコを手に持っていて、そんなに吸いたい気分でもない時でも、タバコに火をつけてしまったことでそのまま吸ってしまうということがよくありました。

ではそんな状態だった私が抜け出せた自己睡眠の方法ですが、

毎回タバコを吸いたくなる衝動に駆られた時、また先ほどお話しした無意識にタバコに火をつけてしまう状況になった時に、一瞬立ち止まって、

「私はタバコを吸わないんだ」

と頭の中で唱えます。

この時に重要なポイントとなるのは、自分はもともとタバコを吸わないんだというスタンスで唱えること。

なので、

「私はタバコを吸ってはいけない

「今はタバコは吸えない

などという、普段は吸っているけど今は吸わないようにしているというニュアンスを漂わせる言い方はしないようにします。

ただシンプルに、誰かに「〇〇さんはタバコ吸いますか?」と聞かれて、「いいえ、私はタバコは吸わないんです」と答えるのと同じ感覚で、自分に「自分はタバコは吸わないんだ」と言ってみましょう。

そしてそれが終わったら、5分待って、気持ち的にどうか見てみます。

もしその時点でタバコを吸いたくなければ、タバコは吸わずにまた次に吸いたくなるまで待ちます。

でももしまだやっぱり吸いたいと思うのであれば、無理せずタバコを吸っても問題ありません。

そして次にまたタバコを吸いたくなったら、同じ方法を試してみてください。

始めたばかりの時は少し不思議な感覚だと思いますが、根気よく何度も繰り返しやっていれば、だんだん変化に気づくようになると思います。

私は自分の喫煙のクセを完璧に直すのに、約1ヶ月ほど掛かりました。

私自身この過程が簡単だったかというと嘘になりますが、私はこの方法を試して良かったと思います。

特にそれまで何度も、無理にタバコをやめようとして辛いと感じることを経験していたので、この方法のお陰で、ツライ・苦しいと思わずにタバコをやめることができました。

またそれに加えておまけとして、自己催眠で自分はタバコを吸わないと信じさせることができたことで、タバコをやめた直後も、タバコを吸っている人と一緒にいても、タバコがカバンの中に入っていても、タバコを吸いたくなる状況に面しても、タバコを吸いたいという欲求に駆られることは一切ありませんでした。

それから10年以上たち今に至りますが、その間一度もタバコを吸いたいと思ったことはありません。

なおこの方法は、ブログの冒頭でもお話しした、ジャンクフードの間食やお酒の飲み過ぎ、また衝動的な買い物などのお金の無駄遣いなどのクセを直すのに効果的ですので、ご興味があればぜひ試してみてください。

今日は、身体的な欲求についてお話ししましたが、次回のブログでは、メンタル的な欲求についてお話ししたいと思います。

今回のブログいかがでしたか?

ご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。

また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。

ではまた次のブログでお会いしましょう