こんにちは。
昨日は私のセッションをしばらく受けてくださってるお客様エミさん(仮名)とのセッションがあったのですが、その時にエミさんから相談を受けたことから皆さんも学べることがあると思ったので、今日はそのことについてお話ししたいと思います。
ではエミさんの悩みが何だったかというと…
人に何かを頼まれたり何かを質問されると、ミニパニック状態になって、言わなくても良いことを言ってしまったり、余計なことをし過ぎてしまうことで、結果やらなきゃ良かったと思う状況になりやすいから何とかしたい。
というものでした。
そしてセッションを進めて行って分かったのは、
エミさんは、何かを頼まれたり質問をされると、どんな内容であれ責任感を感じてしまい、真剣に考え過ぎてしまう傾向があるということ。
またそれから更にセッションで話を進めて行くと、エミさんの中に、頼まれたことに対して断ったり、分からないことを分からないと言う選択肢がないと思い込んでしまっていることも分かりました。
それが理由で、自分が分からないことやできないことすらも引き受けてしまうことから、ミニパニック状態になってしまうどころか、「何で自分ばっかり」と怒りすらも覚える状況に陥ってしまっていたんですね。
それが分かった瞬間エミさんがおっしゃっていたのは、
「今回の悩みの原因が分かって嬉しい反面、50年近く生きてこんなことにも自分で気づけなかったのかと思うと恥ずかしく思います…」
でもその時に私はこう返しました。
これは思考の癖によって起きることでとても自然なこと。気づいていないだけで誰しもみんな持っているものなんですよ。
今回のミキさんの件だけ見たら、もしかしたら人によっては原因が明確に見える場合もあるかもしれませんが、みんなそれぞれ自分の思考の癖というのは持っていて、自分が見えていない、気づいていない盲点は絶対あるんです。
なぜなら人というのは、これはこういう物だという思い込みのフィルターを通して物を見たり考える傾向があるからなんですね。
またそれが原因で、物事を同じ方向からしか見れなくなってしまい、選択肢を自ら減らしてしまっています。
今回のミキさんの件も、まさしくこの思い込みが原因して起きてしまったものだと分かると思います。
- 人から何かを頼まれたら絶対引き受ける物だという思い込み
- 断るという選択肢がないと思ってしまっていた
また今回のセッションで、セッション終了間際にミキさんがおっしゃていたことが印象的でした。
「これに気づけことでこれから人生をもっと楽に生きられるようになると思います」
まさしくそうだなと思いました。
思考の癖のせいで物事を同じ方向でしか見れなくなったり考えられなくなると、そこから身動きが取れなくなったり行き詰まってしまうので、前に進めない感覚になります。
そしてその状態から抜け出すために頑張って何とかしようともがくので、物事がスムーズに進まず人生が行きにくいと感じるんですね。
例えを出すと…
崖の向こう岸に渡りたいのに、目の前にはボロボロの橋しかない。
遠回りしてもっと安全で簡単に渡れる橋を渡るという選択肢もあるにも関わらず、目の前にある橋を渡るしかないと思い込んでしまうことで、無理やりそのボロボロの橋を何とかして渡ろうとする。
こんなにストレスでハラハラすることってないですよね?
今回私がなぜミキさんとのセッションについてブログを書こうと思ったかというと、私のブログの読者様がここから学べることがあるからだと思ったからです。
なぜなら、読者様のアンケートで理想のメンタル状態の第一位は、
人生をもっと楽に生きられるようになる
だからです。
なので、もしあなたが普段から人生を行きづらいと感じている場合は、一度立ち止まって自分の思考の癖について考えてみると良いと思います。
もしかしたらミキさんのように、シンプルなことで盲目になってしまっているだけかもしれません。
今回は、昨日のセッションで改めて確信した思考の癖についてお話ししました。
ご興味があればぜひ参考にしてみてください。
なお今回のブログについてのご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪