こんにちは。
今日は、先日ブログの読者様からいただいた質問についてお話ししたいと思います。
その質問は以下のような物でした。
「もし旦那やパートナーが家のことを全然手伝ってくれない場合はどうしたら良いですか?今まで一度も何か助けが必要か聞いてくれたこともありませんし、こっちから何かをお願いするとすごく嫌な顔をします。それもあって誰かにお願いすることにすごく罪悪感を感じてしまいます。どうしたら良いですか?」
このような夫婦の問題の悩みは、私のセッションを受けられるお客様からもよく聞きます。
そこで今回は、いただいた質問に答える形で夫婦の悩みの解決法についてお話ししたいと思います。
解決法1:旦那さんをトレーニングする
男性は特にそうですが、結婚をすると奥さんがどれだけ家事をこなしているか、また助けてもらえるなら助けてもらいたい気持ちがあると言うことに気づかない方が多いです。
また男性によっては、家事は奥さんがする物。なので自分が手伝う必要はないと考える人もいると思います。
でもだからと言って、旦那さんが奥さんを気に掛けていないという訳ではないんですね。また必要であれば助けてあげたい気持ちがある人も結構いると思います。
ではそのような旦那さんに手伝ってもらうために何が必要かと言うと…
ちょっとしたトレーニングとリマインドなんです。
もしあなたがどうしても旦那さんの助けが必要だと思うのであれば、一度旦那さんときちんと話をする場を設けて、旦那さんに助けてもらうことがどれだけあなたにとって必要かを打ち明けてみて、旦那さんに何がしてもらうことができるか話し合うと良いと思います。
でももしそこまで大袈裟にしたくなかったり、旦那さんがきちんと話し合いをすることを嫌う人であれば、旦那さんに内緒でまず旦那さんが何ができるか、また何をしてもらえそうかを考えてみましょう。
その時に注意が必要なのは、男性の中には特定の家事をどうしてもしたくないと思う人も多いので、まず手始めに、旦那さんが簡単にできそうなこと、また長続きしそうなことから始めると良いと思います。
そしてここでもう一つポイントになるのは、どんなに小さいことでも、もし旦那さんが何かをやってくれたら、お礼を言って、どれだけ旦那さんがやってくれたことを感謝してるかを伝えましょう。
これはたとえ旦那さんがお願いしたことを上手にできなかったとしても同じです。
上手くできなかったことを批判するのではなく、ただ気持ちよくお礼を言いましょう。
これを根気よく繰り返して行けば、小さいことでそれが癖になって旦那さんも自然にやることが当たり前になってくると思います。
これが先ほど言った、旦那さんをトレーニングするという意味です。
そして小さいことが上手くできるようになったら、少しづつ違うこともお願いしてみましょう。
一度旦那さんが手伝ってくれるようにトレーニングできれば、あとは定期的に旦那さんの手伝いがどれだけあなたの助けになっているかを伝えれば良いだけです。
この方法は少し時間を要しますが、旦那さんのトレーニング期間だと思ってやってみてください。
トレーニングに慣れてくれば、もっと楽に旦那さんにお願いがしやすくなると思います。
解決法2:助けを他に探す
もしどうやっても旦那さんにお願いするのは無理だと思う場合は、他の人に助けを求めるというのも案かと思います。
もし両親やきょうだいなどでお願いできそうであれば、特定のことをお願いしても良いと思いますし、もしそれが無理そうであれば、友達にお願いしても良いと思います。
友達にお願いしづらいと感じる人もいると思いますが(私もそう思うことがあるのでよく分かります)、友達って案外お願いしてみれば快く引き受けてくれるものなんですね。
なので、ダメ元でも一度勇気を持ってお願いしてみても良いと思います。
でももしそれでも他に頼める人がいない場合は、プロにお願いするというのも案だと思います。
割りと忘れてしまわれがちですが、世の中には私たちの生活のサポートをしてくれるサービスが沢山存在します。
週に何日か宅配弁当サービスを利用するして料理をしない日を作っても良いと思いますし、ネットスーパーなどを利用して買い物に行かずに仕事場からまっすぐ家に帰る日を増やすこともできると思いますし、たまにお掃除サービスを利用してリラックスする時間を作るのも案だと思います。
かと言ってこのようなサービスを使用しない方が多いのは、お金が掛かるからですよね。
でもこの解消法を却下する前に少し考えてみて欲しいと思います。
たとえお金を払ったとしても、やることリストから一つでもやらなくてはいけないことを減らせた生活を想像したらどうでしょう?
もし週に1日でも料理をしない日があったら、またもし月に一回誰かに家を綺麗に掃除してもらえるとしたら気持ち的にどうですか?
その気持ちとサービスに払う金額を天秤に掛けるとどちらが重いでしょうか?
ただ一つ誤解しないでいただきたいのは、私はお金を使うことをお勧めしているわけではありません。
私がこの方法をお勧めする1番の理由は、お金を払ってでもサービスを利用することで、あなたが全部自分でやらなくてはいけないという思考のループにはまることを防いで、自分で逃げ場を作れるようになって欲しいからです。
もしメンタル的にも身体的にも辛くなったらお願いできる場所があると分かっているだけでも気持ち的に全然違いますよね?
なのでこれらのサービスを利用するかしないかは別として、まずあなたにとってどのような逃げ場があるかを考えてみると良いと思います。
解決法3:自分自身がどのようなサポートを必要としているか、またどのようなことをしてもらえたら自分が助けられてる・気にしてもらえてるという気持ちになるか明確にする
これは実際にしてもらうこともそうですし、メンタル的なサポートも含まれます。
人によっては誰かに自分の話を聞いてもらうことかもしれませんし、四六時中食事の献立を考えなくて良いことかもしれません。またたとえ30分でも自分の時間を持つことかもしれません。
私の個人的な話をすると…
私は主人に、私の作ったご飯を食べた後に必ず「ありがとう」と言ってもらっています。
もちろん主人がしてくれる他のことも感謝していますが、この「ありがとう」が私にとってとても意味があるものですし、どんなに疲れてても忙しくても、「ありがとう」を言ってもらうとまた頑張ろうという気持ちになれるので、主人が言い忘れた時も、「どうだった?」などと聞いて「ありがとう」を言ってもらうようにしています。
いただいた質問の内容に、「こっちから何かをお願いするとすごく嫌な顔をします」とありましたが、もしご主人に何かをしてもらうのが難しいと感じるようであれば、私のようにメンタル的なサポートでお願いできることはないか考えてみても良いかと思います。
私のセッションでお客様とお話をしていて気づくのは、たった一言の「ありがとう」や、旦那さんが気にかけてくれていると分かる声掛けだけでも気持ち的に全然違うということ。
なのでまず自分自身がどのようなサポートを必要としているかを考えるのと同時に、どのようなことをしてもらえたら自分が助けられてる・気にしてもらえてるという気持ちになるか、メンタル的なことも明確にすることが大切です。
今日は、メルマガの読者様からいただいた質問に答える形で夫婦の悩みについてお話ししました。
ご興味があればぜひ参考にしてみてください。
なお今回のブログについてのご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪