こんにちは。
最近Tiktokで「ネガティブな感情は身体に溜まる」というテーマで動画を出したところ、沢山の反響をいただきました。
特に「腰痛」に関する話が多くの人の共感を呼び、「すごく腑に落ちた」「自分も当てはまる」という声をいただいたんです。
身体に現れる痛みや不調は、ただの肉体的な問題ではなく、心に溜まったネガティブな感情がサインとして出ていることも多いんです。
そこで今回のブログでは、その中でも特に背中と腰にフォーカスして、上部・中部・下部のそれぞれの痛みにどんな感情が関係しているのか、またそれらをどうやって手放していけば良いのかをご紹介します。
背中の痛みと感情の関係
身体に溜まった感情は、放っておくと痛みや不快感、症状として現れます。
それを解放するためには、まず「どこに、どんな感情が溜まっているのか」を知ることが大切です。
● 腰の痛み
感情:金銭的な不安、また経済的な面で頼れる人や場所がないストレス
→「これからどうなるんだろう…」「支えてくれる人がいない」など、人生の基盤に関わる不安が蓄積されやすい場所。
● 背中の中部の痛み
感情:罪悪感
→「あの時こうしておけば…」「誰かを傷つけたかも…」といった後悔や自己非難の感情が溜まりやすい部分。
● 背中の上部の痛み
感情:誰からも愛されていないと感じる、好きな想いを抑えてしまっている、また精神的に頼れる人や場所がないストレス
→ 自分を愛することや他人とのつながりに不安を感じている時に、このあたりが凝ったり重く感じる。
感情を身体から手放す4つのステップ
では実際に身体に溜まった感情を解放するにはどうすればいいのでしょうか?
ここからは、あなた自身でできる4つのステップをご紹介します。
ステップ① 感情を批評せずに認識する
「こんな風に感じるのはダメだ」
「こんなこと思っちゃいけない」
そうやって感情をジャッジしてしまうと、筋肉の緊張や心のブロックは余計に強まってしまいます。
なのでまずは、
「私は今、不安を感じてるんだな」
「ちょっと罪悪感があるな」
と、ただ気づいてあげましょう。
良い・悪いと批評するのではなく、まず感情に気づくことが最初の一歩です。
ステップ② 感情を自分でちゃんと感じることを良しとする
「感じたくない感情」は、つい無視したくなりますよね。
でもそれらの感情をまずちゃんと感じることをしないと、手放すことはできないんです。
「怒っちゃいけない」
「泣いちゃダメ」
「もっと強くならなきゃ」
そんな“思い込み”が、感情を閉じ込めてしまう原因になります。
感じても良い
泣いても良い
怒っても良い
そう自分を許可した瞬間からメンタルの癒しが始まります。
ステップ③ 身体から感情を解放する
ステップ2で自分の感情を感じることができるようになったら、今度は身体から出すステップです。
この方法は色々ありますが、今回は一番簡単にできる、身体を実際に動かして感情を身体から出す方法をお教えしたいと思います。
例えば…
- 軽く体を揺らす・震わせる(足→膝→腰…と順番に)
- 音楽をかけて歌う、踊る、泣く、叫ぶ
- 枕を殴る、紙に思いをぶつけて破く
でももし動きたくない時は、紙とペンだけでも大丈夫。
紙に自分の感情を正直に全部殴り書きしてみましょう。
書いた後はその紙をビリビリに破ったり、安全に燃やして手放すのもお勧めです。
大切なのは「自分に合った方法」を選ぶこと。
また毎回違ってもOKです。
やった後に「これで出せた」と自分が思える物を選ぶのがポイントです。
ステップ④ 自分を許す
そして最後にもっとも大切なのが自分を許すこと。
過去のことに対して、
「もっとこうすれば良かった」
「あの時○○すべきだった」
と責めたくなること、ありますよね。
でもその時のあなたは、その時に自分ができる最善を尽くしたことを思い出してください。
なので…
完璧じゃなくて良い。
誰だって迷うし、つまずく時もある。
それでも前に進もうとしている自分を責める必要はないんです。
「私は、あの時の自分を許します」
「今ここから、私はまたやり直せる」
そんな風に、自分を優しく許してあげてください。
最後に:癒しはプロセス
私たちはつい「すぐに直したい」「すぐに楽になりたい」と思いがちですが、心と身体の癒しはゆっくりと時間を掛けて行うものです。
あなたの身体と心は、いつもメッセージを送っています。
一番大切なのは、それに気づき耳を傾けてあげることです。
もし身体に痛みや違和感を感じている場合は、今回紹介したステップをぜひ参考にしてみてください。
**********
今回のブログいかがでしたか?
なお今回のブログについてのご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪