こんにちは。
私たちは普段「愛」と聞くと、誰かとの関係の中にあるものー恋人、家族、友人とのやり取りを思い浮かべがちです。
でも実はもっとも深くもっとも見落とされがちな愛は、自分自身に向ける愛なんですね。
特に心が疲れていたり何かに頑張り過ぎてしまっている時、自分に向ける愛が足りていないことにふと気づく瞬間があります。
今回はそんな、自分の中に取り戻したい「4つの愛」についてお話しします。
1. 身体的な愛:体を気づかうという優しさ
まず最初に意識したいのは、「体」に向ける愛です。
私たちは忙しくなればなるほど体の声を後回しにしてしまいがち。
・疲れてるのに無理して働く
・眠いのにスマホを見続ける
・お腹が空いてるのに食事を抜く
・逆にストレスで必要以上に食べすぎてしまう
こうした無意識の自己無視が続くと、心だけでなく体も疲弊していきます。
でも体はあなたを支えてくれている大切な存在。
だからこそ普段から、こんな風に気を掛けてあげて欲しいと思います。
「今日はゆっくり休もうかな」
「温かいものを食べようかな」
「少しだけストレッチしてみようかな」
こうした小さなケアの積み重ねが、身体的な愛の土台になります。
自分の身体に「ありがとう」「おつかれさま」と言えるようになると、自然と心も整っていきます。
2. 思考的な愛:「できない自分」を良しとする優しさ
次に意識したいのは、「思考」に向ける愛です。
日々私たちの頭の中には、無数の言葉が飛び交っています。
その中で、あなたが自分にどんな言葉を掛けているか、意識したことはありますか?
例えば…
- 「私ってほんとダメだな」
- 「どうせまた失敗するに決まってる」
- 「あの人と比べて私なんて…」
こうした内なる声(セルフトーク)が、実はあなたの自己肯定感を日々じわじわと削っていることもあるんです。
でも逆に考えてみてください。
もしあなたの大切な人が落ち込んでいたら、あなたはどのような言葉を掛けると思いますか?
きっとこんなふうに言うはず。
- 「よくがんばったよ」
- 「今日はこれで十分」
- 「上手くいかなくても、あなたの価値は変わらないよ」
この言葉をまずは、自分自身に向けてみてください。
頭の中の声を自分の味方に変えることで、自己否定のループから抜け出すことができます。
それが、思考的な愛をゲットする第一歩です。
3. 感情的な愛:すべての気持ちを受け入れる優しさ
感情にフタをして生きてきた人は少なくないと思います。
- 「泣いたら弱いと思われる」
- 「怒りは出しちゃいけない」
- 「不安なんて見せられない」
そうやって自分の本当の気持ちに“NG”を出してしまうと、やがて感情が体に残り、ストレスや不調となって現れます。
でもどんな感情もあなたの1部 ー喜びも、怒りも、悲しみも、嫉妬も、寂しさも。
どれも「感じる必要がある」ものです。
だからこそ必要なのが、感情にそっと寄り添う愛。
- 「その気持ち、分かるよ」
- 「今はそう感じてるんだね」
- 「一緒にいてあげるよ」
そうやって自分に話しかけてみてください。
時には涙が出るかもしれません。
でもそれは、癒しが始まっているというサインです。
4. スピリチュアル的な愛:自分の存在の価値を認識する優しさ
最後はスピリチュアル的な愛。
これは宗教的な意味ではなく、「存在の価値を信じる力」のことです。
私たちはいつの間にか、「役に立つ人にならなきゃ」「評価されないと意味がない」と条件付きの価値に縛られてしまいます。
でも本当は、あなたがそこにいるだけですでに意味があるんです。
- 呼吸をしていること
- 生きていること
- 今日も何かを感じていること
それだけであなたの存在には価値があります。
何も証明しなくてもいい。
誰かに認められなくてもいい。
「私はいるだけで愛される存在なんだ」
この感覚を自分の中に育てていくことが、最も深く、揺るぎない自己愛を得る第一歩となります。
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愛は「誰かからもらうもの」と思っていると、いつも誰かの反応や評価に揺らされてしまいます。
でも愛はまず自分に与えるもの。
身体を休ませ、感情に寄り添い、自分の存在を信じてあげる。
そうやって日々少しずつセルフラブの土台を作っていくことが、心と体を整え、人生を穏やかに変えていく第一歩になります。
今回「自分に必要な4つの愛」をご紹介しましたが、あなたが今一番必要としている愛はどれだと思いますか?
ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また今回のブログについてのご意見やご感想、また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪