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ホストに100万円使った彼女が求めていた、たった一つのこと

〜ライフコーチみゆうのブログ〜

こんにちは。

先日YouTubeで興味深い動画を見ました。

それは、ホストにハマってしまい、自分の推しのホストにお金を貢ぐために自分の身体を売っている若い女の子たちのドキュメンタリーです。

少し前にもホストにハマってしまう女性についての動画を見たことがあったので、前からこの問題について知ってはいましたが、今回見た動画では、自分の身体を売っている女性の生い立ちや、どうしてホストに通い出したかなどについて彼女たちが質問に答えているインタビューを聞いて、とても切ない気持ちになりました。

なぜなら、

このことは彼女たちのせいではなく、誰にでも起こり得ることだからです。

一見ただホストにハマってしまったバカな女性というようなレッテルを貼ってしまいがちですが、その裏を見てみると、深いメンタル的な問題と繋がりがあることに気づきます。

ではなぜ彼女たちは、ホストに通い続けてしまうのでしょうか。

それは彼女たちが求めているものが、「誰かから愛されている感覚」「存在を肯定される感覚」「ここにいて良いという安心感」といった、自己愛が育っていないと得られないものだからです。

自己愛というのは本来、自分と向き合い、自分自身で育むものであって、他者に与えてもらうものではありません。

だからどれだけホストと会って「満たされた気がする」瞬間があったとしても、それはあくまで一時的なもの。

またすぐに心の奥に“空洞”が戻ってきてしまいます。

そして、重要なのは、

これは決して「ホストにハマる女の子だけの話」ではないということ。

私たちは満たされない心を埋めようと、色んなことに依存してしまうことがあります。

たとえば、

  • 食べることで安心しようとして過食や拒食に陥る人
  • 寂しさや不安を忘れるためにお酒に頼ってしまう人
  • 一時的なスリルや刺激で心を麻痺させようとギャンブルにのめり込む人
  • 自分の価値をモノで埋めようとして買い物を止められなくなる人
  • 愛されたくて、必要とされたくて、恋愛やセックスに依存してしまう人

これらはすべて、「自分には何かが欠けている」「このままの自分では不十分だ」という、根底にある自己否定の感覚から生まれているのです。

「満たされていない」という感覚を抱えたまま、それを外側の何かで埋めようとすればするほど、ますます「本当の自分」から遠ざかってしまいます。

なので結局その“心の穴”を埋めることができるのは、他の誰でもなく、自分自身だけなんですね。

そしてこれは何歳であっても、どんなに立派に見える大人であっても同じように抱えている人がたくさんいます。

  • 誰かに認めてもらえないと不安
  • 自分の価値が分からない
  • どうしたら自分を大切にできるだろう

そんな声を、これまでたくさんのお客様から聞いてきました。

だからこそ私は、コーチングの中で一貫して「自分を愛すること=セルフラブ」の大切さをお伝えしています。

セルフラブは、

自分を無理に好きになろうとすることでも、ポジティブになることでもありません。

セルフラブの本当の意味は…

  • 自分の弱さにそっと寄り添ってあげること
  • どんな気持ちも否定せずに感じてあげること
  • 自分を受け入れてあげること

ほんの少しずつでもそれを続けていくことで、「あれ?私自分けっこう好きかも?」という感覚が育っていきます。

そしてそれはホストの誰かにもらう安心感よりも、誰かからの評価や承認よりも、ずっと深く、ずっと確かなもの。

もし今回ブログの冒頭でお話ししたホストにハマる女性たちが求めている下記の3つ、

「誰かから愛されている感覚」

「存在を肯定される感覚」

「ここにいて良いという安心感」

に共感できる場合は、自分と向き合い、どうやったら自己愛を育むことができるか考えてみて欲しいと思います。

そして自分ができることから少しづつ行動に起こす。

そうすることでだんだん心の穴が埋めることができて、最終的に自分が誰よりも一番好きだと思えるようになると思います。

今日は、先日私が見たホストにハマって自分の身体を売っている女性たちについて動画を見て私が思うことをお話ししました。

参考になれば幸いです。

なお今回のブログについてのご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。

また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。

ではまた次のブログでお会いしましょう♪