こんにちは!
先日私のセッションを受けてくださった瞳さん(仮名)とこんな会話をしました。
瞳さんには知的障害を持ったお子さんがいらっしゃるのですが、
「この子のことは本当に可愛いし、愛おしいと思っています。でも時々、障害を持った子を産んでしまった自分が不幸だと感じてしまうんです」
と涙ながらに打ち明けてくださいました。
その時私はこうお伝えしたんですね。
「なぜ瞳さんがその子を授かったのか誰にも分からないし、科学的に説明することも難しいと思います。でもスピリチュアルな世界を少し知ることで、そのような状況に対して“意味づけ”ができるようになることもあります。人生で『なぜこんなことが起きたのか分からない』と思う出来事に自分なりの意味を見出せるようになることで、もっと楽に生きられるようになることもあるんです」
人というのは、どんなことでも理由や意味が見えることで気持ちが落ち着き、「これで良かったのかもしれない」と受け入れやすくなるんですね。
なので、自分ではどうにもできないことや、避けられなかった悲しみ、人生の中で納得できないような出来事こそ、“何かしらの意味”を見出すことで心がうんと軽くなることも多々あります。
〜死が怖くなくなった友人の話〜
私の友人のジョーンさんも、かつて「死」がとても怖いと言っていました。
私のコーチングのセッションでも、「死」に対して恐怖を抱いている方をよく見るので、ジョーンさんの気持ちに共感できる方も多いのではないでしょうか?
ジョーンさんはお父さんを早くに亡くしたこともあり、「死は終わりで、すべてがなくなること」と思っていたようです。
でもある時私が持っていたブライアン・L・ワイス博士の生まれ変わりについての本を読んで、「もしかしたら、死は終わりではないのかもしれない」と思えるようになったそうです。
その瞬間から、彼の中にあった“死への恐怖”は、すっと消えたと後に教えてくれました。
実は私自身もその本を読んで深く影響を受けた一人です。
「なぜ私は自分の家族と仲が良くないんだろう」
「どうしてそんな中でも友人には恵まれているのかな」
そんな疑問を持ち続けていたのですが、この本をきっかけに、それらに“自分なりの意味”を見出すことができました。
心の中の空白が埋まっていくような、安心感に包まれるような感覚だったのを今でも覚えています。
とはいえスピリチュアルと聞くと、宗教や怪しいものを連想してしまう方もいるかもしれません。
私も世の中に出回っているスピリチュアルなものを全部信じているわけではないので、そのような気持ちはよく分かります。
私はスピリチュアルなことを学んでいく過程で個人的に大切だと感じることは、
自分にとってしっくりくることだけを少しずつ取り入れること
だと思います。
「これは違うかも」と感じたら無理に信じる必要はありません。
でも、
「なんだか安心する」
「心が軽くなる」
そう思える何かに出会えたなら、それはきっとあなたの人生の支えになるはず。
人生には、自分ではどうにもならない出来事が起きることもあります。
そしてそのすべてに明確な答えがあるわけではありません。
でもそんな中に「自分だけの意味」や「自分なりの物語」を見つけられると、それだけで心はもっと自由に、またもっと穏やかになれると思います。
「見えないもの」に少し心を開くと、「見える世界」が変わる。
私はそう信じています。
今日は、スピリチュアルについて私が思うことをお話ししました。
皆さんはスピリチュアルについてどう思いますか?
ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪