こんにちは!
今日は、「苦手だと思う人」についてお話ししたいと思います。
あなたは仕事場などで、
「何かこれと言った理由はないけれど、なぜかあの人好きになれないわ」
と思ったり、
別に特に理由はないけれど接しているだけでイライラしてしまう人っていないですか?
今日はそのような論理的に考えたらちょっと理解しがたい私たちの感情についてお話ししたいと思います。
まず私の体験談からお話しすると…
私は高校の時ケーキ屋でバイトをしていたんですが、そこで一緒に働いていた子で最初に会った時から何となく気に入らない子がいたんですね。
別に何か嫌なことをされたり言われたわけでもないし性格も悪くないし、一緒に働いていても特にこれと言った問題もなかったのですが、何か感に触る感覚がいつもありました。
それから少しして私はそのバイトを辞めてその子と会うこともなくなったのですが、そのあと何年かして大学で取った心理学のクラスで、またその子のことを思い出すことになります。
そのきっかけと言うのはある授業で、
「何か特定の物事や人に対して怒りやイライラを感じるのは、何かしら自分と重なる部分があるからだ」
ということを学んだ時でした。
それを学んだ時に一番にぱっとあのバイトで一緒だった子が私の頭に浮かびました。
その時に私が思ったのは、
「あの子、私に似てるんだ…」
目から鱗状態でした。
その子の性格を改めて見てみた時に、私が自分自身であまり好きではない自分の性格が表に出ている感じだったんですね。
自分はちょっと他の人とは違うんだ的な雰囲気を持っていて、何となくツンとして近寄りがたい感じ。
まさしく私が自分で気付いているけれどなかなか直せず、できればあまり見たくない部分でした。
そのような部分を目の当たりにして、どうして今までイライラしてしまっていたかもその時やっと理解できました。
そのショッキングな出来事があってからもう何年も経ちますが、私は人間関係で何か理由が分からないのにイライラしてしまっている自分に気付いた時はまず、
「この人の何が自分と重なっているんだろう?」
と考えるところから始めています。
それは、
- 自分と似ている性格だったり
- 自分が無理だと思っていたり、目を背けていることが出来ている人だったり
- 自分が考えたくないようなことを思い出させるようなタイプの人だったり
- 自分が頑張って直そうとしている性格と同じ性格を持っていても、それを気にせず生活している人だったり
色々理由はあると思いますが、どれを見ても自分が何かしら感情的になる物に重なっているのが分かると思います。
もし人間関係で何か特定の理由はないにも関わらず誰かに対してイライラする気持ちを感じたら、まず何が自分と重なっているか考えて見てください。
そうすることで、ちょっと苦手だなと思った人でも印象が変わり、一定の気持ちを保ち対応ができるようになるので、一緒にいても気持ちが乱れることが少なくなると思います。
また苦手な理由が明確になることで、その人を冷静に分析できるようになるので、徐々に相手のことをそれほど気にならなくなって行くと思います。
苦手な人と出会った時は、ぜひこの方法を試してみてください。
思いもしなかった理由を見つけることができるかもしれませんよ。
***********
今回のブログ、いかがでしたか?
ご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪♪