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自分の身体や外見で悩んでいるあなたへ

〜ライフコーチみゆうのブログ〜

2025年1月17日

先日SNSで興味深い動画を見ました。

2冊の人気女性ファッション雑誌の中に広告が何ページあるか数えるというだったのですが、一冊の雑誌は、426ページ中364ページが広告で、もう一冊の雑誌は、244ページ中158ページが広告という結果でした。

この動画が伝えようとしていたことは何かと言うと、私たちは知らず知らずのうちに、広告や宣伝や雑誌などを通してマスメディアに洗脳されていると言うことです。

アメリカでも最近問題の一つとして重視されているのが、雑誌の広告などに使われている写真に映っているモデルのように痩せるために無理なダイエットをして、摂食障害になってしまっている若い女の子達です。

雑誌などに載っている細くて奇麗なモデルに憧れるだけでなく、それが自分があるべき姿だと思い込んでしまうことから起きている問題。

それは、キレイなモデルさんのような体型が当たり前だと思わされるような広告や宣伝から無意識のうちに影響を受けてしまっているからなんですね。

もし自分が興味のあるページを読むために一冊の雑誌を手に取ったとしても、雑誌のページの70%が広告だったら、嫌でも広告を見なくてはいけないと思いますし、広告を次から次へと見て行くうちに、そのような姿になるのが当たり前だと思ってしまうのも無理ないと思います。

また実際の雑誌のページに関しても、例えば、痩せるためのエクサイズの方法が載っていた場合…

なぜか痩せてるモデルがエクササイズをしている写真が載っていて、普通の体型の人の写真が載っていることはないと思います。

すると、頭ではモデルを使っていると分かっていても、気付くと写真の身体と自分の身体を比較してしまい、やる気が出るどころか逆に落ち込んでしまう場合も多いと思います。

私が見た動画で言っていたのは、ある数の女性に雑誌を読んでもらいアンケートを取ったところ、約70%の女性が、雑誌を読んだ後に気分が落ちると言っていたそうです。

広告などに使われている写真の殆どは、肌のつやを出したりホクロを消したり、腰のくびれを強調したり胸を大きくしたりと、何かしらコンピューターで修正されています。

また雑誌や広告に載っているモデルさんは、一般人とは違う身体を持って産まれたごく一部の人達なので、普通の身体の人がどんなに頑張ってもそのプロポーションを手に入れられることはできません。

世の中にすごくIQが高い人もいれば、足が誰よりも速かったり音楽性が優れていると言うように、モデルさんの体型も、生まれ持ったギフト(才能)なんですね。

でもそれを知らない人は、モデルさんのような体型が理想だと思ってしまうことから、その写真と少しでも違う自分がおかしいと勘違いしてしまう傾向があります。

私自身も昔クラックバレエをやっていたこともあって、常に「もっと細く」という考えが小学生の頃からありました。

またファッションが好きなこともあって、中学生ぐらいから毎月ファッション雑誌を買うようになり、高校の時には毎月5冊ぐらい買う時もありました。

高校生の時は、雑誌を毎日のように読んでいたのですが、いつも雑誌に載ってるモデルの体型と自分の体型を比較していたのを覚えています。

同じようなミニスカートを履いているのに何で自分の足は太く見えるんだろう?

何でこの子こんなに胸が大きいのに足こんなに細いんだろう?

少しでも太ったと思えば、雑誌を手に取って痩せているモデルさんと自分を比較して落ち込み、ダイエットに成功すれば、雑誌を手に取って、どれだけモデルさんに近づいたか比較して喜んでいたのを覚えています。

またその頃は自分の身体の嫌いな部分にばかり執着してしまって、その部分が嫌で仕方ありませんでした。

  • 顔が大きい
  • ふくらはぎが太い
  • 肩幅が広い
  • ウエストのくびれがない
  • 胸が小さい
  • 足がでかい

悩んでいた頃からもうすぐ30年近く経ちますが、昨日のことのように今でも、昔悩んでいた部分を簡単に思い出すことができる自分に正直驚いています。

でもこれから分かるのは、あの時にどれだけ悩んでいたか。

またどれだけイヤで仕方なかったのかと言うこと。

また今思い返すと、あれだけ雑誌にのめり込んでいた時は、すごく孤独感もあったと思います。

自分を受け入れてもらえず、理解してもらえない気持ちがどこかにあったと思います。

今回このブログを書いていて改めて気付いたことは、自分の身体を受け入れて、自分を好きだと思えるようになった頃から今まで雑誌を買っていないと言うこと。

たまに無料で雑誌が送られて来たりしますが、ファッション雑誌系は興味がないのでいつも読まずに処分しています。

私が人生で乗り越えたコンプレックスや問題の中で一番解放感が得られた物は、自分の身体を他の人と比較するのをやめたことと、自分の身体を受け入れたことだと思います。

青春時代の殆どを、自分の身体に欠けている部分や劣っている部分を気にして過ごして来た私にとって、自分は自分で良いんだと思えるようになったことが、どれだけ解放感を得られるきっかけになったか言葉では表せないくらいです。

もし自分の身体や外見が好きでなかったり、もっと痩せたいと思う気持ちが常にある人は、何を基準にしているのか、何を理想としているのか一度考えてみても良いかと思います。

そしてもし雑誌や広告のモデルを理想としている場合は、自分がマスメディアに影響されていないか考えて欲しいと思います。

今日は、SNSの動画を見て私自身色々思い出すことがあったので、ブログに書いてみました。

自分の見た目に自信をなくしている人の参考になったら嬉しいです。

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また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。

ではまた次のブログでお会いしましょう