こんにちは。
最近、SNSでこんな投稿を目にしました。
それは、海外に住んでいる方が久しぶりに日本へ帰国したときの体験談。
「日本では、道でぶつかっても誰も謝らないし、『ありがとう』や『ごめんなさい』といった言葉すら聞かなくなってビックリした」
というものでした。
実は私自身も、アメリカから一時帰国した時に似たようなことを感じた経験があります。
少し前にもSNSで、
「レストランを出る時に“ごちそうさまでした”と言う必要はない」
「コンビニで店員に“ありがとう”を言う必要はない」
という投稿を見かけました。
もちろん人それぞれの考え方の違いはあると思います。
でも日本では昔から、知らない人と積極的に会話を交わす文化がないのも事実です。
とはいえ、最低限の感謝や謝罪の言葉までが消えつつある今の空気に私はどこか寂しさを感じてしまいます。
なぜなら「会話」や「言葉のやりとり」は、私たちのメンタルにとって、とても大切な栄養のようなものだからです。
人間は本来、社会的な生き物です。
誰かと関わり、言葉を交わし、時には気持ちを共有することで、自分がこの世界に存在しているという感覚を得ています。
とはいえ私も以前一人暮らしをしていた時、誰とも会話をせずに1日が終わってしまうことがよくありました。
でもそんな時、近所のスーパーに行ってレジの店員さんに
「その財布、可愛いですね。どこで買ったんですか?」
と何気に掛けてもらった一言だけで心がふっと温かくなって、鏡に映る自分の顔に自然な笑みが浮かんでいるのに気づいたこともよくあります。
たった一言でも、人と関わること、人と触れることって、やっぱり大切なんだなと、しみじみ感じた瞬間でした。
とはいえ、誰とでも積極的に話そうとするのは現実的には難しいですよね。
だからこそお勧めしたいのは、「意識的に人と関わる」ということです。
例えば…
- 行きつけのお店で、顔なじみのスタッフさんにひと声かけてみる
- 仲の良い友人に、毎日一言でもLINEで声をかけてみる
- カフェの店員さんに、笑顔で「ありがとう」と言ってみる
無理に誰かと深くつながらなくても、
「私は誰かとつながっている」
「私はこの社会のどこかにちゃんと属している」
そんな感覚を得られるだけで心の安定度は全く違ってきます。
最近、不安を感じやすかったり、なんとなく孤独感を抱えている方が増えているように感じます。
そんな時こそ、ほんの小さな言葉のやりとりが、あなたの心に温かさを取り戻してくれると思います。
「ありがとう」
「ごめんなさい」
「こんにちは」
「すみません」
人との関わりが減っている今だからこそ、小さな言葉のやりとりを意識的に大切にしていきたいですね。
今日はそのように思わせてくれた最近SNSで見たポストについてのお話でした。
皆さんは、人との会話についてどう思いますか?
ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪