こんにちは。
SNSのコメントを読んでいると、セルフケアが上手くできないというコメントをよく見ます。
でもそれ以前に、セルフケアが何なのかもよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回のブログでは、そもそもセルフケアとは何なのか、またセルフケアの仕方についてお話ししたいと思います。
ではまずセルフケアが何なのかについてですが、セルフケアの捉え方はみんな人それぞれ違っていて、これと言ったものは存在しないんですね。
セルフケアを直訳すると、自分のケアとなりますので、そのケアがその人に取って何なのかによると思います。
セルフケアというとほとんどの場合、身体的なものを想像する方が多いと思いますが、実はセルフケアには6つの種類があるんです。
それは何かというと…
- 身体的セルフケア
- 感情的セルフケア
- 実用的セルフケア
- メンタル的セルフケア
- 社会的セルフケア
- スピリチュアル的セルフケア
ではこれらが何なのか順番に説明していきたいと思います。
1. 身体的セルフケア
このセルフケアは、一番一般的に知られているセルフケアだと思います。
自分の身体の健康を保つための行動を指します。
身体的セルフケアの例:
- 栄養のバランスの取れた食事をする
- 十分な睡眠をとる
- 運動する
2. 感情的セルフケア
このセルフケアは、自分の感情と向き合って消化をするための行動を指します。
感情的セルフケアの例:
- 専門家と話す
- ジャーナルや日記を書く
- 瞑想をする
3. 実用的セルフケア
このセルフケアは、生活の基盤となる要素を満たすための行動を指します。
実用的セルフケアの例:
- 家計簿をつける
- 自分のスキルアップのために研修やセミナーやワークショップなどを受ける
- 断捨離をする
4. メンタル的セルフケア
このセルフケアは、自分の知性を刺激するための行動を指します。
メンタル的セルフケアの例:
- 本を読む
- 美術館に行く
- パズルを解く
5. 社会的セルフケア
このセルフケアは、人との関係性を深めるための行動を指します。
社会的セルフケアの例:
- 友達とランチをする
- 好きな人とデートする
- 母親に電話する
6. スピリチュアル的セルフケア
このセルフケアは、自分の生気を高め、物事を広い視野で見ることができるようになるための行動を指します。
- 瞑想をする
- ヨガをする
- 自然の中で過ごす
上記の項目からも分かると思いますが、セルフケアは基本、自分がもっと楽に人生を生きれるようになるための行為ということになります。
なのでどのセルフケアをするかは、その時のあなたの生活のリズムや感情、また状況によって変化します。
では次に、セルフケアを上手にできる方法についてお話ししたいと思います。
セルフケアの方法と聞いて、自分に良いことをするのになぜその方法を学ぶ必要があるのかと、疑問に思うかもしれません。
ロジカル的に考えたらそう思うのは自然ですよね?
でも実は、自分に良いことだと頭では分かっていても、なぜかセルフケアが上手くできない人が多いんです。
それはなぜなのか?
理由の一つは、セルフケアはこういう物だという思い込みです。
先ほどセルフケアの例を上げましたが、これらはあくまでも例であって、あなたがそれと全く同じことをすることはないんです。
セルフケアが上手くできないという方の話を聞くと、自分が本当に望むことに着目せず、一般的にセルフケアと言われていることから選ぼうとしてしまっていることからセルフケアが上手くできないと感じる方が多いように感じます。
よく見るケースを例に出すと、
セルフケアに、暴食をやめてバランスの取れた食事することを選んだとします。
でももし暴食をしてしまう元の理由が仕事や育児のストレスだとしたら、まず感情的なケアをして暴食の原因を解消しない限り、頑張ってバランスの取れた食事を心がけても長続きしないですよね?
なのでセルフケアを選ぶ時に大切なのは、「〇〇をした方が良い」「〇〇をしないといけない」といった考えから選ばないようにすることです。
- 運動した方が良い
- もっと飲酒を控えなくてはいけない
というような思考で選んでしまうと、自分が本当に望んでいることからかけ離れてしまうため、自分をいたわると感じるどころか、逆にストレスに感じてしまう結果となるからです。
なのでセルフケアをするに当たって大切なのは、「〇〇をした方が良い」というような思考にならないように気をつけて、本当に自分が本当に望んでいるもの、また必要としているものは何かを明確にすることです。
では次に、セルフケアを上手にできるためのもう一つポイントについてお話ししたいと思います。
それは何かというと、
セルフケアは完璧にしないと意味がないという思考から抜け出す
です。
色んな方のお話を聞いていて気づくのは、セルフケアをやるならきちんとやらないといけない思っている人が多いということです。
そしてもし自分が期待するようにできなかったら、できなかった自分をダメだと批判してしまう。
例を上げて説明すると…
あなたが日記を付けると決めたとします。
毎日やらないとダメだと自分で決めてしまうことで、1日でも書く時間がなかったり忘れてしまっただけで一気にやる気がなくなってやめてしまう。なんてこと一度は経験したことがあると思います。
このような、セルフケアは完璧にしないと意味がないという思考があることで、やり始めてもすぐやめてしまったり、ひどい時は、完璧にできる自信も時間もないから最初からやることするらしない人もよく見ます。
でも知って欲しいのは、セルフケアは、どれだけできるかの数の問題ではないということ。
大切なのは、自分のために何かをやっていると意識してやることです。
たとえ週に一回30分しか読書ができなくても、自分のためにやっていると意識してすることで、毎日読書をしている場合と同じくらい、自分が癒されているという気持ちを得ることができると思います。
今日は、セルフケアについてお話ししました。
もっと自分を大切にしたい、もっと癒されたい、もっと自分をいたわりたいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
なお今回のブログについてのご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。
また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。
ではまた次のブログでお会いしましょう♪