こんにちは!
今日は、お願いすることの大切さについてお話ししたいと思います。
私はよくコーチングのセッションで、罪悪感を感じずに人にお願いすることの大切さをお客様にお話ししますが、今回は、私個人がそのことに改めて気付いた時の話をしたいと思います。
私のメルマガをしばらく読んでくださってる方ならご存知かと思いますが、私は約10年前から身体が不自由で認知症の義母と同居しています。
また6年前に一年半の間だけ、今は亡き義父と同居していたこともあります。
以前のブログでも、義父が同居し始めた頃の話を書いたことがありますが、義父が引っ越して来て間もない頃は、義父がいる生活になかなか慣れず、寝ても疲れが取れない生活が続いていました。
また義父が引っ越してくる前から始めた模様替えがやっと一段落付いたと思った矢先に洗濯機が壊れてしまい、新しい洗濯機のサイズが大きくて前の場所に入らないことからまた模様替えをしなくてはいけなくなってしまい、身体的にもかなり限界に来ていた時…
精神的にも身体的にも疲れ切ってどうしようもなくなってしまい、主人と犬の散歩をしている時に涙が溢れてきてしまいました。
主人も主人なりに、義父が引っ越して来たことで凄く大変な思いをしているのも十分承知していたので、出てきた涙をさっと拭いて何もないフリをしていたのですが、これは自分のために必要なんだと自分に言い聞かせ、思い切って主人に気持ちを伝えました。
それから家に帰って夕飯の支度を始めたのですが、その時に自分の中にずっとあったもやもやした気持ちがなくなっていき、穏やかな気持ちになっている自分に気付きました。
そして私はその時、
自分の気持ちを伝えることと、お願いすることの大切さ
に改めて気付いたんですね。
元々何でも自分一人でやることが好きな性格の私は、それが長所だと思う反面、人に何かを頼んだりお願いすることが苦手な部分があります。
なので人に自分の気持ちを打ち明けたりする時も、それを言うことで、私が相手に何かをして欲しいと思っていると誤解されることを心配してなかなか打ち明けられなかったりもします。
それはどんなに仲の良い人だったり主人でもそう思ってしまう傾向があるんですね。
そして状況によっては罪悪感に苛まれてしまって、気持ちを打ち明けず、そのまま我慢してしまう場合もあります。
なので自分で気を付けていないと、人に助けを求めるどころか問題を全部自分で抱え込んでしまうパターンに陥りやすいんですね。
人に助けを求めることは、一言で言うと簡単そうに聞こえるかもしれませんが、自分の気持ちを打ち明けたり罪悪感を感じずにお願いすることを難しく感じる人は結構多いと思います。
特に自分で何とかできることに慣れてしまうと、自分が辛くてもお願いすることをせずに、自分で頑張ってやってしまうことってありますよね。
何気なくやっている人も多いと思いますが、実はこの状況の裏側には、自尊心と関係性があるケースが多いんです。
なんでも自分でやろうとしてしまうのには、自分が誰かに何かをやってもらうに値しないと思ってしまっている場合があります。
- 自分は人に頼れる立場じゃない
- お願いするなんてとんでもない
- 私みたいなの、やってもらう価値ないし
など、何かをお願いする時に頭を過ることってないですか?
私は長い間無意識のうちにこのような思考回路になっていて、気付くといつも何でも自分一人で抱えてしまって精神的に一杯一杯でどうしようもない状況に陥ることがよくありました。
でも自分がお願いできない本当の理由は何かを明確にしてからは、出来るだけ意識して気持ちを打ち明け、小さいことでもお願いするように心掛けるようにしたんですね。
すると、今まで見えなかったことに気付くことができます。
それは…
①自分が考える以上に人はこころよく何かをしてくれること。
それは仲が良い人だけではなく、あまり知らない人や他人でも同じように感じます。
また、
②小さいことでもお願いすることで、自分を少しづつ大切に思えるように なって行ったことです。
もしあなたが自分だけで頑張りすぎてしまう傾向があったり、人に何かを頼むのが苦手な場合は、まず些細なことでも誰かにお願いしてみることから始めてみて下さい。
そしてもしお願いすることに罪悪感を感じる場合は、なぜそのような感情になるのか、自分に問いただしてみると良いと思います。
最初は居心地を悪く感じるかもしれませんが、何か1つでも始めれば少しづつ慣れて行くと思うので、是非試してみて下さい。
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ではまた次のブログでお会いしましょう♪