こんにちは!
先日何気なく見ていた番組のなかで一人の女の子が、自分が過食症とパニック障害と診断された時の話をしていました。
その子は、
「医者から診断された時に、あ、やっぱりな。と思いました。いつも人とはどこか違うと思っていたので。何となくそれで納得できたと言うか…」と言っていたんですね。
その時に私が凄く悲しかったのは、人と違うと感じるだけで自分はどこかおかしいんだと思ってしまう思考です。
私も昔子供の時に、自分はちょっと他の人とは違うのかも?と思ったことは多々ありました。
小学校の頃私は緑が好きだったのですが、絵の具のバックは緑色が男の子用で、女の子は赤色のバックを持たなくてはいけないことが理解できなかったり。
家庭科の授業で、自分がデザインした刺繍の模様を先生にこっちの方が良いからと、当時流行っていたキャラクターの模様に無理矢理変えさせられたことにショックを受けたり。
みんなが普通にしていることにすごく疑問を感じることが多かったり。
同い年の子と話をしてても面白くないと思ってしまったり、学校などで流行っていることをくだらないと思ってしまったり。
小学生ぐらいまでは、人と違っていることに対して特に何とも思っていませんでしたが、中学生になる頃には、人と違っている自分をどこかおかしいのかも?と思うようになり、とにかく目立たないように地味に行動を取っていたのを覚えています。
でも自分の意志を押し殺して他の人と一緒にしようとすればするほど、自分が苦しくなる一方だったんですね。
そして段々、自分の価値って何だろう?と思うようになり、自分はどうゆう人間なのかも分からなくなって行きました。
そんな時に私を助けてくれた1つの言葉があります。
「どんなに空に星が美しく輝いていても、それを見上げなければ価値がないに等しい。それと同じで、自分自身とも向き合わなければ、自分の価値がないに等しい」
19歳の時に買った本に書いてあった言葉ですが、この言葉をきっかけに、自分が今までどれだけ自分を否定して、自分と向き合うことを避けて来たか、また自分を救えるのは自分しかいないんだということを学びました。
自尊心が低く、生きてることが苦しいと思っていた私を救ってくれた言葉です。
またもう一つコーチの勉強をしている時に出会った言葉があります。
「全ての人が完璧でユニーク。何も変える必要はない。何が正しい、間違っているというルールはないから」
これは、コーチになるに当たっての定義のようなものとして学んだ言葉の一つなのですが、これからコーチになる人間として、また自分自身に関しても色々気付かせられる言葉でした。
この世の中何十億人という人がいて、みんなそれぞれ違っていて、自分と全く同じ人を探すことはできないと思います。
何十億人という人がいる限り、その分の数だけの性格があって、その分の数だけの考え方やアイディアが存在しているんですよね。
そんなに沢山の考え方があるので、自分とは全く違った物を持っている人も沢山いると思います。
でも何が正しくて間違っているかはだれも分からないと思いますし、それを評価する基準もないと思います。
それなのに、だれかに言われた一言で自分は違っていると思ってしまったり、自分の周りにいる人と考え方が違っているだけで自分は何かおかしいと思ってしまう…
私も先ほどお話しした「全ての人が完璧でユニーク。何も変える必要はない」という言葉に出会う前は、常に自分のことを批判していました。
そしていつも自分ではない誰かになろうとしていたんですね。
でもそれをやめて自分自身を完璧な人間として受け入れ始めた瞬間から、今まであったプレッシャーがなくなって行き、少しづつ楽に自由に生きられるようになりました。
もし世界中の人が、自分は完璧でユニークで何も変える必要がないと思えるようになったらどうでしょうか?
もっと沢山の人が自分に自信が持てて、ない物を追いかけることをしなくなると思います。
もし自分は他の人と違うと少しでも思ったり不安を感じている場合は、今の自分はそのままで完璧なんだと思う勇気を持つところから始めてみてください。
そのままの自分を受け入れた瞬間から、気持ちが軽くなって色んなことが明るく見えてくると思います。
ご興味があれば、ぜひ試してみて下さい。
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