こんにちは。
今日は感情的な飢えについてお話ししたいと思います。
でもそもそも感情的の飢えとは何か?
私たち人間は、生きていく上で色んな「飢え」を感じます。
一番一般的に知られているのは身体的な飢えですが、それ以外にも感情的な飢え、スピリチュアル的な飢え、メンタル的な飢え、また性的な飢えがあります。
その中から今日は感情的な飢えにスポットを当ててお話ししますが、感情的に飢えていると、常に自分の生活の中で何かが足りない・欠けている感じることから、その気持ちを満たすために理由もなく常に何かが欲しい、何かを手に入れたいといった衝動に駆られる傾向があります。
では何が原因で感情的に飢える状態になるのか…
原因は人それぞれ違いますが、その中で一番よく見られるのは、子供の時に両親から十分な愛情を得られなかったり、安全と感じる環境で育たなかったケースです。
私たちは生まれた時から自動的に、母親から愛情を、また父親から安全性を求めるものなんですね。
なのでそれらを得られない状況で育った場合、感情的に満たされない状態で大人になるため、後々感情的に飢えを感じるようになります。
そして残念なことにこのパターンは、世代を超えて親から子子から孫へと悪い意味で受け継がれてしまうこともよくあります。
なので感情的に飢えている方のご両親や祖父母を見てみると、同じように感情的に飢えてしまっている状態で子供を産んだことから、上手く子育てができず、子供もまた同じような状態になってしまっているケースをよく見ます。
自分が感情的に飢えていると、子供が欲していることや必要としていることに気づいてあげることができなくなるため、無意識に子供をネグレクトしてしまう傾向にあるんですね。
そしてそのような環境で育ち、感情的に飢えた状態で大人になるとどうなるかというと、親密な関係や性的関係を含めたお付き合いが難しいと感じるようになるだけでなく、生活の他の部分にも影響を及ぼします。
- 他人のために自分を犠牲にしてしまう
- 何の根拠もなく人が自分のことをこう思っているだろうと思い込んでしまう
- 自分の社会的地位を気にしすぎてしまう
- 自分と他人との境界線を上手く引くことができない
- 恋愛に異常に執着してしまう
では感情的な飢えをなくすためにはどうしたら良いか?
それは…
自分の感情を満たすことをするです。
私たち人間が満たされた気持ちで生きれるようになるためには、下記の4つが必要だと言われています。
- 自分の言いたいことを聞いてもらう
- 自分のことを認識、理解、または感謝してもらう
- 自分のことを気に掛けてもらう
- 自分の価値を認めてもらう
もちろんこれらを両親や周りの人から受け取ることが理想ですが、現実はそう上手くは行かないですよね?
ではどうしたら良いか?
他に誰からこれらを受け取ることができると思いますか?
そうです、あなた自身なんです。
これは私がよくセッションでお客様に言うことですが、人から受けたい・もらいたいと思うものは、まず自分で自分にあげるようにしてみる。
これは自分の感情を満たすのに不可欠なことなんですね。
これができるようになることで、人に頼ることなく自分の感情を満たすことができ、どんなに周りの状況が変わったとしても、いつも穏やかな気持ちで生活することができます。
なのでまず第一歩としてできることは、自分の気持ちを満たすために自分が必要だと思うことを、上記の4つの「私たちが満足に生きていくために必要な項目」を参考に紙に書き出してみます。
それが終わったら、その中から自分が一番気になることを選びます。
そしてそれをあなたが自分に与えるために何ができるか考えてみましょう。
もし「もっと自分の言いたことを聞いてもらいたい」を選んだ場合、どうやったら自分の言いたいことをもっと聞いてもらえてると感じることができるようになるか、またそのような気持ちになるためにあなた自身ができることは何か考えます。
それは…
もっと自分の気持ちに耳を傾けることかもしれないですし、自分の気持ちをジャーナルに書き出すことかもしれない。また仕事場や友達との会話でもっと自分の意見を言うことかもしれないですし、SNSなどを通して自分が好きなことを発信することかもしれない。
自分の気持ちと向き合って、あなたが自分の気持ちが満たされるためには何が一番効果的か考えて、あなたがやりたいこと、また今できることを基準に何をするか決めると良いと思います。
そしてそれができたら、自分で書き出したリストの次の項目へ進み、最終的に全部の項目が完了するようにしましょう。
感情的な飢えをなくすための方法は他にも色々ありますが、今日お話しした方法をやるだけでも気持ちが満たされることを感じられると思うので、ぜひ試してみてください。
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