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心の病から脱出するきっかけとは

〜ライフコーチみゆうのブログ〜

2025年2月15日

こんにちは!

今回は、精神障害についてお話ししたいと思います。

私は19歳から5年間ほど摂食障害だったと思います。

どうして「だったと思う」という言う方をするかというと、専門家にそう診断されたわけではなく、当時の症状から多分そうだろうと自分で思うからです。

最終的に専門家に行かずに治すことができたのですが、今思い返すと逆に医者などに行かなくて良かったなと思います。

もし、何かおかしい?と思って医者に行っていて、「摂食障害」です。

と言われていたら、

それだけで自分はやっぱりおかしいんだ。自分は障害があるんだ。

という思考回路になってしまって、何をするにも「障害」という言葉を意識してしまっていたと思います。

私は個人的に、●●障害や●●症と診断されている物の中には、自分で治せる物や環境の変化などで自然に治って行く物もあると思います。

例えばもし恋人と別れたとします。

そうすると、寂しさや辛さから寝れなくなることもありますよね?

そのような状況の時にもし医者に行ったら「不眠症」と診断されて、睡眠薬を場合もあると思います。

すると自分は「不眠症」だから寝れないんだ。と思ってきてしまい、常に睡眠薬を取らないと寝れなくなってしまう状態に陥ってしまうケースもあると思います。

でももし医者に行かずに自分で失恋からの寂しさを乗り越えられたり、新しい彼氏ができたりすれば、医者に行かずに自然に治すことが出来て、自分が「不眠症」かどうかも分からないまま「失恋で寝れない日が続いただけ」という風に思って終われますよね。

ここからも分かる通り、同じ精神状態や状況であっても、医者に行って診断されるかされないかでその人の生活が大きく変わってくることもあるんです。

●●症だと診断された瞬間、自分と他の人との間に大きな壁ができたような感覚になって、自分は違うんだ。おかしんだ。という思考回路になってしまう。

もちろんきちんと専門家に診断してもらって薬を取った方が良い病気もあります。

でも本当は自分で治せる物でも、●●症だと診断されてしまったことで、治すのに時間が掛かってしまっているケースも多いと思います。

また先ほどの「不眠症」の例からも分かると思いますが、●●症だと診断されると、その瞬間からそのことだけに着目してしまい、そもそもなぜ「不眠症」になったのか、その理由に目を向けず、その症状だけを治そうとしてしまう傾向に陥るケースをよく見ます。

でも●●症になったそもそもの理由は、不眠症もそうですが、精神的な物から来ていることも多いんですね。

なので、そのメンタル的な物に向き合って何かしら行動を起こせば、自分で治すことは可能な物も沢山あると思います。

またそれとは逆に、「何かおかしい」「なんか辛いな・・・」と思う状態が続いていたとしても、専門家に診断されていないから「大したことない。自分は平気だ」と自分に言い聞かせてしまってそのことに向き合わずに、何も行動に起こさない人も多いと思います。

身体がだるかったり、疲れやすかったり、動機が激しくなったり… 自分で自分をコントロールするのが難しい時などはあっても、特にこれ!と言った症状が表に出てこないことが多いので、

「こんなこと、誰かに相談する程のことでもないしな」

とか、

「自分の頑張りが足りないだけだ」

と思って流してしまいがちです。

でもそのような状態を自分の頑張りだけで直そうとしても、直すことは難しいケースが多いんですね。

もちろん、環境が変わることで自然と直って行く場合もあります。

でも殆ど場合は、そのような症状が起きているそもそもの理由を認識しないと、無理して頑張るだけではなかなか直りません。

今回私がなぜ自分の「摂食障害」について話そうと思ったかというと、

●●症だと診断されたことで生きにくくなってしまっていたり、自分はダメなんだと思い込んでしまっている人や、何かに苦しんでいて何とかしたいと内心思っているにも関わらず、自分は平気だと自分を振り立たせる癖がついてしまっていることからなかなか行動に起こせない人に向けてメッセージを送りたいと思ったからです。

私の話をシェアすることで、そのようなことで悩んでいる人の何かのきっかけになってもらえたら嬉しいです。

今回お話しした私の摂食障害についての詳しいお話(何が理由で発生したか、またどのように自分で治すことが出来たか)は、次回のブログでお話ししたいと思います。

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今回のブログ、いかがでしたか?

ご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。

また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。

ではまた次のブログでお会いしましょう♪