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無性に特定の食べ物が食べたくなる理由

〜ライフコーチみゆうのブログ〜

2025年4月23日

こんにちは。

突然ですが、特定の食べ物が食べたくなる欲求ってどこから来てると思いますか?

その理由はもちろん沢山考えられると思います。

身体的な理由が一般的に知られているものですが、実はメンタル的な理由も食べ物の欲求に影響を及ぼしていることがあるんです。

私は以前、Integrative Nutrition (統合食養学:食とライフスタイルを通して、心と体をつなぐこと(マインド・ボディ・コネクション)によって、体と心の健康と幸せを実現するために開発された栄養学)というのを勉強したことがあるのですが、その時に、自分のメンタルが無意識のうちにどれだけ自分の食生活に影響を及ぼしていたかを学んで驚いたのを覚えています。

そこで今回のブログでは、一般的に無性に食べたくなると言われている食べ物3つがメンタルにどう繋がっているかについてお話ししたいと思います。

甘い食べ物

ダイエットが上手く行かない1番の理由に、甘いものがやめられないというのがあるほど、甘い物への欲求に困っている方は多いのではないでしょうか?

砂糖というのは統合食養学では、広がる・高揚する食べ物だと言われています。

砂糖を取ると、脳からセロトニン(幸せホルモン)が沢山放出されるため、気持ちが軽くなったりリラックスした気分になるからなんです。

甘い物を食べた時になぜかほっとする気持ちになるのはこのセロトニンが理由なんですね。

なので逆に甘い物が食べたいと思う時は、気分が落ちていたり、ネガティブな気持ちになっている可能性が高いと言えます。

チョコレート

チョコレートも砂糖が入っていますので、砂糖と同様に、食べると脳からセロトニンが放出されて気持ちが良くなります。

チョコレートを食べると、気持ちが高揚したり、リラックスした気分になったり、居心地が良く感じられます。

またこれらの感情は、ストレスを感じたり悲しさを感じているほど強く感じられると言われています。

なのでチョコレートを食べたいと思った時は、倦怠感やストレスを感じている可能性が高いと言えますね。

しょっぱい食べ物

しょっぱい食べ物をしょっぱくしているのは塩ですが、統合食養学では塩は縮む・硬直する食べ物だと言われています。

なので塩分は取れば取るほど体が硬直すると言われています。

塩分を取ると、メンタル的に強くなったと感じたり、積極的になったり、身体や心の活力を感じることができます。

なのでしょっぱい物を食べたくなった時は、気持ち的に弱っていたり、物事に対して消極的や否定的になっている可能性が高いと言えます。

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ここまでざっと3つの食べ物についてお話ししましたが、実際にどのようにメンタルと繋がっているのか、私の体験談を元にお話ししたいと思います。

知っている方も多いかと思いますが、私は以前、摂食障害を5年ほど患っていたことがあります。

摂食障害を克服してからは異常なほどの暴食などはなくなり、食べ物のことを四六時中考えることはなくなりましたが、感情に左右されて食べてしまう感情的摂食をやめることはなかなかできないでいたんですね。

そしてその時に気づいたのは、自分の感情によって食べたい物も変わってくるということです。

私はアメリカに住んでいて、何年かに一回家族に会いに日本に帰るのですが、昔はその度に、甘い物が無性に食べたくなる衝動に駆られていました。

私は普段甘い物をあまり食べたいと思うことはないので、この以上な欲求は何か理由があるのではないかと考えた結果、私は日本に帰る時にいつも凄く緊張して、身体も硬直していることに気づきます。

19歳まで住んでいた日本なのになぜ緊張するのかと不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もう人生の半分以上をアメリカで過ごしていることと、日本は何でも変化が速いので、毎回帰る度に浦島太郎状態でキョロキョロしてしまうので、毎回帰る時にものすごく構えてしまうんだと思います。

先ほどもお話ししましたが、統合食養学では砂糖は広がる・高揚する食べ物だと言われているので、私は無意識のうちに緊張を和らげるために甘いものを欲していたんだと思います。

ではもう一つ違うお話をしましょう。

食べ物とメンタルの関係性を気にし始めて気づいたことの一つに、私の旦那が長期家を開けた時に限ってしょっぱい食べ物を食べたくなる衝動に駆られるというものがありました。

旦那が1ヶ月以上家にいない状態が続くと、無意識のうちにしょっぱい食べ物を好んで食べてしまっていたんですね。

先ほどもお話しした通り、統合食養学では塩は縮む・硬直する食べ物で、メンタル的な強さや身体や心の活力を感じることができると言われているので、きっと私は主人が留守の間に一人で家を守らなくてはいけない状況で、メンタル的な強さを感じたいためにしょっぱい物を好んで食べていたんだと思います。

人間の身体は、何か不十分だったり欠けていると、何かしらのサインを発すると言われています。

食べ物に関する欲求や衝動もこのサインの一つです。

しかしそれらのサインはその時の状況で違ってくるので、上手く理解できなかったりすることからそのままスルーされてしまうことが多いんですね。

でも少し意識してみると、自分が真から欲しているものを明確にすることができて、心身ともどもバランスの取れた状態を手に入れることができます。

もしどうしても間食や過食をやめられないという方、またいつも同じ食べ物を無性に食べたくなるという方は、それがどのような意味なのか、一度考えてみると良いと思います。

今日は、食べ物の欲求とメンタルの関係性についてお話ししました。

ご興味があればぜひ参考にしてみてください。

なお今回のブログについてのご意見やご感想などございましたら、ぜひ下のコメント欄で教えてください。

また気になることやご質問なども同時にお待ちしてます。

ではまた次のブログでお会いしましょう♪